年またいでますが、簡単に秋のことのつづき!
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軽井沢のWSが終わって、次の日に京都へ。
木津川での作品制作で一週間作りこみ作業。
地域の方が集まる大里会館の管理人さんが住んでいた詰所
その2部屋を設えました。インスタレーション。
ショベルカー4掬い分の土を運び入れ、山をつくり
生活用品で山肌を描き、台所蛇口から水流が生まれる
“水脈の部屋”
(その土地に住むかたが台所仕事をしている音が山の中から聞こえます)
公園から折れた枝を集め、庭の木から繋ぎ合わせた
“血脈の部屋”
(レジデンス先のおばあちゃんの家系図を読み上げた音源を添えて)
両方の部屋とも、お客さんに手を加えていっていただき進化していく作品です。
『脈々と』
2014
東山佳永と津田翔平
色々おもうところが多かった芸術祭だったけど、
愛情深い土地の方々に救われ、とても助けられました。
滞在先のみえおばあちゃんとの温かい時間が今も忘れられない。
快く土を貸して下さったお寺のご住職や
作業を手伝って下さった現場の方々も。
深い感謝がつきません…
また会いたいな
そして東京に帰ってくると、
small villageのこども美術館にむけて
いろいろと作り、迎えた当日
朝、新園舎で『色の女王』を保育園のみんなにライブ朗読
(音楽に和也くん)
朗読後に色の王国の国歌(作詞:佳永 作曲:和也)を歌いながら
皆の好きな色を聞いて、わたしが色のイメージで即興で踊るというパフォーマンスも^^
茶色の重い重いダンスで大盛り上がり^^
昼、旧園舎で『色の女王』のインスタレーション&WS部屋を制作(アシスタントに津田くん)
*展示として(は物語の断片を空間におこしてみました)
『色のケンカ』と『女王のなみだ』
ワークショップ(といってもご自由にどうぞスタイル)は
色の家来になって、女王と遊べるお絵描きwsと
色の声を探す音のws
色が混ざる純粋な体験を物語に沿ってしてもらえる色のお家ws
+『前世みくじ』という作品も建築部屋に設営
園長先生に輪廻の話をしていただき、むかしむかしのもっとむかし私はなんだったか?を想像してもらいこどもたちに描いてもらいましたよ:-) 並べると面白い!
(“ちび”っていうのがかわいくて、つぼ)
しぜんの国のWSは、12月は氷面鏡(ひもかがみ)をテーマに組み立てました。
これがなんともスムーズな流れで、できて(まあ季節の事象をテーマにしているからしぜんなことなのですが)
まずはWSの前日に仕事で博多にいてたまたま通りかかったのが“水鏡天満宮” いいWSになるようにお願いしてみました
休憩時間に海まであるくと、鳥の群れのような雲。
(博多から帰った次の日、我が家に鳥をお迎えしました!)
それでけやき組(5歳さん)3チームのWSの日、
「東山先生これあげる!」と持ってきてくれたのが
「透明で綺麗だね~手の温度で溶けていくね。じゃあ今月はこの氷になってみたり、
スケートリンクみたいに氷の鏡になってみようか」
となんともすんなりワークに入れました。
日常と芸術がこうやってスムーズにつながっていてとても嬉しくなりました。◯
やあーよくつくった2014!
長引く風邪を治しながら終えた2014なのでした*