一年のはじまり、いかがお過ごしでしょうか:)
雪がちらちらと舞い降りていて、それが羽のような綿毛のような
その景色が優しくて、見とれてしまいますね。
なんだか時がたつのがはやすぎて
あっという間に年の瀬がきてて、明けていて、私はまだ実感がありません。笑
(気分はまだ10月…くらいだもん)
とはいえ、明けてるので
こうやって書いているのですが、うーんと去年とか振り返ってみようかな!
2014は、時間の馬に乗って、駆け抜けたような一年でした。
まずは吉原で『屋上遊園』を創り
4月にフィンランドとデンマークに訪れ、これからすすむ道を見つめ直し
帰国して、しぜんの国保育園新園舎 “ small village ”に拠点を設けました。
今までのような各地でのアート活動と、
芸術家としてこどもたちと関わる日常が始まった新年度。
原宿での『雨を乞う』
砂川七番での『蚕と鷹と月(ふかしぎ)』
岡上里山探検隊での『昔話の中へ』
鳥取 倉吉での『TIROR』
軽井沢での『触れる』WS
茨城 常陸太田での『菊の花に蝶が舞う』
京都 木津川での『脈々と』
そして現在進行中の
箱根 彫刻の森での『うつりゆく』
(ほかにもあったっけ…?)
東長崎や大倉山での保育園での絵本WS
そしてしぜんの国のこどもたち/先生との毎月WSや
しぜん谷の冒険、こども美術館…物語の文筆…
本当に沢山の作品やWSを作らせていただきました。
美術も踊りも言葉もライブも境界またぎ、
つくることがこんなにも日常になり、
いつのまにか生きていくことそのものになっていました。
ずっとこうやって生きていきたいと思っていたようなことが現実になっていて、
どの業界にも属さず、一人あぜ道を歩いてきた身としては、
ものすごく感慨深く、やっと、ここまできたなあと感じます。
特に秋はびっくりするくらいの大波で、乗りきれるのか?!とドキドキしたけど
時間を上手につかって、周りの方々にも力をお借りして
ひとつずつ想いをこめてつくると、いつのまにか乗り越えていて、
そして、どれも大切な作品になりました。
江ノ島での女神役を仰せつかり、努めさせていただいたのも忘れられない経験に。◯
いろんな方や場所に出会うことそのものが全て自分に反映されていて、
するりといくことばかりではないけれど、通じ合う人も通じない人も
助けてくれることものしかかることも
全てのことが鏡になって、自身を照らし出してくれます。
苦行のような現場も、歓び多い現場も。
そうしてなにかを生み出し、しぜんの国に帰ると、
ニュートラルに立ち返り、こどもたちと触れ合い、
自分自身や大切にしていたものごとを再確認する―
というよい循環ができていった2014。
small villageや『うつりゆく』をはじめ
30代になり改めて、
つくることは自分を見つめるのと比例していると感じます。
なので今年も、継続中の『うつりゆく』を丁寧に(次は1/17ですよ!)
そしてもうひとつ、見つめ直すような企画をしてみようと思っています。
今の環境、この流れを大切に、
2015も作品をつくっていこう。
柔らかく包み込む羊毛のように
あたたかな関係、環境を築いていけますように。☆
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015 1月2日 東山佳永
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